自分が知っていること、経験したことあることをどう表現するか 夢を叶える就労トレーニング下之郷

こんにちは。

夢を叶える就労トレーニング下之郷です!

 

お子さん一人ひとり住んでいる場所も、

これまで育った環境も全てお子さんによって異なります。

家にあるゲームや、今までしてきた経験もお子さんによって様々です。

 

自分は既に経験して知っているけど、相手がその経験が無く、

ルールも知らない場合、経験があるお子さんはどのような

行動を取れば人間関係がプラスになるのか。

このことも、予めシュミュレーションしておきつつ、

実際の遊びの場面で活用できることが大切になると考えています。

 

知っていること、言いたい!教えたい!伝えたい!

Sさんは物知りで、制作活動などの物を作る活動が大好きで

オンラインゲームからボードゲームまで色々な遊びを経験してきているお子さんです。

 

下之郷教室では、SSTの一環として人生ゲームを取り入れていますが

その時の出来事です。

 

Sさんは、お家に既に人生ゲームがありご家族で遊んだ経験があることを

ゲーム開始前に教えてくれました。

反対にYさんは初めての人生ゲームでルールもよくわかりませんが、

「楽しそう」とゲームに前向きな気持ちを覗かせていました。

 

ゲームが始まると、自分のコマを選んだり、

ルーレットを順番に回してゲームを進めていきます。

SさんはYさんが人生ゲームを行うのが初めてと知り、

「こうやって、次はこう」「お金はこれとこれと…」

「このカードはこれでここに置くんだ!」

と全て行おうとしてくれました。

 

Yさんは自分がやろうとしていたことに対して、

Sさんが自分がやろうとしていたことを行ってしまい、

怒ったり叩いたりはしなかったですが、

不満そうな表情を浮かべていました。

 

得意なことがあること、知っていることを自信を持って言えることは素敵!だけど…

はじめは、職員が銀行員としてお金の管理を行っていましたが、

お札の色でいくらか覚えているSさんに銀行員としてお金の管理を

お願いすることにしてゲームを進めました。

 

他のお子さんから、「1万円ちょうだい」や「2万を崩して」

「5万円払います」と言われながらSさんは得意げに

最後まで銀行員を行ってくれました。

 

自分が知っていることや得意なことを、

相手の前で生かしたいと思えることは大切ですが、

相手の気持ちを聞いたり、知ったうえで行わないと

トラブルにつながってしまうこともあります。

 

相手がどう考えているのか?

「全て教えてほしそうにしているのか」「自分で取り組みたいのか」

「助けて欲しいのか」など、少しでも相手の立場のことを理解しようと

することができることで関係性もスムーズに

構築していくことができると思います。

 

今回初めて人生ゲームを行ったYさんも、

自分がやろうとしていたことをやられてしまい怒ったり、

その場から離脱してしまったりすることが見られなくなってきたのは

気持ちのコントロールをYさん自身でできてきた姿だと感じています。

 

Sさんにとっては、自分が知っていることを相手に教えて何がいけないのか

わからない様子もありましたが、自分で行おうとしている人の場合は

「助けを求められるまで待つ」「教える?」

と確認することを知れた機会にもなりました。

 

 

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