下之郷教室内の販売会で就労につなげる2 放課後等デイサービス

児童の様子・療育内容

疑問に思ったことを自主的に調べる力を育てる放課後等デイサービス 下之郷教室

こんにちは!
夢を叶える就労トレーニング下之郷教室です。
干し柿販売に向けて値段設定の話し合いをおこないました。
どの曜日の利用のお子さんにも考えてほしかったので
同じ議題で行いました。
「干し柿いくらで売ったらいいかな?」
「一個100円!」
「一個 50円!」
「一個20円!」‥色々でてきました。
「じゃあ 〇〇さんだったら、一個100円で買う?」
「‥‥」
「買わないな…」
「じゃあ干し柿っていくらで売っているんだろう?
 調べてみる」
と、こちらからいうこともなく自ら進んで
干し柿の値段についてパソコンで検索する
お子さん達でした。
「高ーい!」と検索した商品をみながら
言っているお子さん達でした。
高く設定して売上金を多くしたいけれども、
高ければ買ってくれないかもしれない‥
「1つで売らないでいくつか袋に入れて売っている!」
「じゃあ、いくついれていくらで売る?」
「200円」
「300円」‥だいたいこのくらいで売れるかなっと
思っている職員の値に合致してきました。
「柿が約150個。5個ずつ入れたら何袋できる?」
「一袋200円で売ったら売上金はいくらになる?」
「その売り上げ金は、どうする?一人ずつもらいたいか、
みんなで一つの物を買う?」
議題は幾つもありましたが、
目標が見えるということは
お子さん達にとってやる気に繋がり
話し合いも、有意義な時間となりました。
「働く」という第一歩を踏み出しました。
療育、販売

生活に沿った活動がお子さん達のやる気や将来をイメージすることができる就労支援下之郷教室

話し合いの結果は、
一袋(5個入り)200円で売ることに決まりました。
また、その売り上げ金は、一人ずつに分ける
という結果になりました。
今回の話し合いの中では、お金の価値感が
よくわからないお子さんや計算の仕方が
わからないお子さんもいましたが、
不得意な部分が明確になったことは
今後の療育に繋がります。
例えば、計算が不得意であれば、
袋詰めなどの作業的な活動や接客で
活躍してもらいます。
意見をだしたりまとめたりすることが
苦手であれば販売会のチラシやポスターを
書いてもらうなど、、
得意なところで得意な場所で
お子さん達一人一人が輝いていること
大切だと感じています。
話し合い→作業→販売会までの過程を
お子さん達全員で経験してみることで
自分の得意なことや新しい発見があったと
思います。
この活動一つ一つが将来の「就労」に
繋がるものと思っています。
療育、販売
療育、販売
次回は、販売会の様子と売り上げ金の
使い方についてお伝えします。

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