こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
お子さんの中には、手先を使うことが苦手なお子さんもいます。
私たち大人が軍手を付けて何か作業するのと同じくらいの感覚と言われることもあります。
また、発話することが苦手なお子さんもいます。
ただ、社会に出ることを考えた場合、何かしらのツールを使って他者とコミュニケーションを取る場面が出てきます。
就労継続施設や一般企業に勤めるお子さんは、勤め先へ連絡する
ということを行わなければいけない時がくるでしょう。
その時に、文字を入力するのに、「あ」と入力したいのに「か」を触ってしまったり
うまくフリック入力できない、話しているけど伝わらないということが起きてしまう可能性もあります。
使えるツールを使用して、お子さんが行える伝達方法の選択肢を広げてあげることで
ストレスなく連絡し、お仕事にも集中ができると考えています。
時刻通りに電車に乗る・電車を乗り換える・駅から教室まで歩くができたから・・・
完全自主登所を目指して進んでいるKさんは、普段から電車を利用して単独通学を行っているお子さんです。
ですので、電車の利用の仕方はわかっているお子さんです。
Kさん自身で教室に通うための最終段階として、決められた地点で教室へ連絡を行う
という段階に入りました。
連絡ポイントは3か所設定し、その場所に着いたら所定の位置に座り、教室に連絡を行ってもらいます。
連絡する際は必ず座って行ってもらうようにしました。
連絡練習の初日、連絡ポイントを職員と確認し、ベンチに座って教室に連絡してほしい内容を(「〇〇えき でます」)
口頭で伝えて、Kさんに入力してもらい教室に送ってもらいました。
Kさんは、フリック入力で文字を入力し、教室へメッセージを送ることができましたが、
2~3度お伝えしないと、入力している内容が合っているのか不安そうなKさんの姿がありました。
もちろん文章を全て入力することも大切だとは思いますが、駅まで来るのに時間が掛かってしまったなどの時に、
連絡に時間を取りすぎてしまうと電車を乗り過ごしてしまう可能性があります。
携帯の機能を活用して、入力の時短と使用方法確認
教室についてから、Kさんと一緒に携帯のユーザ辞書機能を活用した連絡方法を取ることにしました。
※親御様には、職員がKさんの携帯を触ることの許可は事前にいただいています。
「A駅をでます」
という内容については、
「え」
と入力し予測変換で「A駅をでます」が表示されます。
それを押してもらうことで、「A駅をでます」とメッセージを送ることができます。
連絡ポイントの3か所分の内容を作成し、実際にKさんに入力を行ってもらいます。
教室の携帯をその場で見ながら、しっかり送信できていることも確認して進めました。
2回メッセージを送る練習をして、Kさん自身で入力が行えるようになりました。
お家でも連絡票を確認していただき、次回以降、実際の登所時に練習をしていく予定です。
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