合同イベント「運動会」
秋といえばスポーツの秋、食欲の秋‥がありますが、
放課後等デイサービス こどもプラス
下之郷教室では姉妹教室の塩田教室と合同イベント
「運動会」を開催しました。
事前準備で「怒る・注意する」場面を少なくする
天気にも恵まれ、晴れ晴れとした秋空のもと
キャンプ場の広場を貸切って行いました。
広さがある為伸び伸びと体を動かすことはできますが、
中には広すぎてどこにいていいのかわからず
落ち着かないお子さんもでてきてしまったり、
興奮のあまり駆けだしてしまって姿を見失ったり
してもいけません。
「○○してはいけない」と怒る、叱る、
注意する場面はできるだけ少なくしたいものです。
今回、活動範囲が誰が見ても分かるように
ひもで周囲を囲いましたので それ以上奥には行っては
いけないことが分かりひもより外に行く人はいませんでした。
まずは、安全に行えるように、会場づくりや
準備(下見も含む)が大切だと思っています。
運動会恒例の選手宣誓 宣言することで意識が高まる
運動会の開会式といえば、恒例の選手宣誓。
宣誓=約束する
声にだしていうことで意識が高まったお子さん達です。
今回は、中学生3名にお願いすると快く引き受けてくれました。
「悔しいことがあっても文句は言いません」
「お友達と仲良く協力します」
「最後までやりぬきます」
3つの約束を守ることを元気よく言ってくれました。
勝ち負けにこだわるお子さんや周囲が見えず自己中心的に
なってしまうお子さん、嫌になったりつまらないと参加を
途中であきらめてしまうお子さんなど特性は様々ですが、
約束事を意識してもらうことで、競技中も「
文句言っちゃダメだよ!」とお互いに注意しながら
やっている姿が嬉しかったです。
特に、実際宣誓した年上のお兄さん達が,
まさしく「有言実行」
いいお手本を示してくれていました。
やってみたいが見え隠れしていうお子さん達の姿
また、準備体操の場面では、
見本で前に立って行ってくれた数人のお子さん達の
恥ずかしい中にもやりがいをもって堂々と
体操をする姿もありました。
日頃はリーダー的な存在感をみせないお子さん達や運動が
苦手で前に出て行うことの経験が少ないお子さんも
「恥ずかしい」と言いながらも堂々と壇の上に
立ちラジオ体操をやってくれました。
こどもプラスに通うお子さんの中には、自己肯定感が
低いお子さんも多いです。自信がなく遠慮がちですが、
「やってみたい」という挑戦する気持ちは見え
隠れしています。そんな時こそ、後押しして
できた」を体験してもらいたいと思っています。
気持ち良い青空をみながら 元気に準備体操した
お子さん達の顔も晴れ晴れしていました。
学校生活では、みんなと同じ空間で授業、お昼、
掃除も過ごすことに抵抗がある A君も団体での行動が
おおよそできていました。「みんなで体を動かす」
「お昼を一緒に食べる」「開会式・閉会式に並ぶことができる」
次回は そのA君の様子をお伝えしたいと思います。
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