夏休み 昼食つくり 食育 放課後等デイサービス

児童の様子・療育内容

こんにちは。

夢を叶える就労トレーニング下之郷です!

 

食事は、私たちが生きる上で重要な要素の一つです。

基本的には口から摂取したを私たちが活動するための力に変換して活用しています。

 

摂取するもの1つで、体調や情緒、体などに変化を与えるのが食事です。

 

食事を作ってもらえるありがたさ、食事を作る楽しさ、難しさを学ぶ機会

現在、夏休みに向けて各曜日ごとに昼食に何を作るかについて相談をしてもらっています。

まずは、何を作るのか?というところから始まり、必要な具材や量について詰めていきます。

 

作るものが決まっても、その食べ物に何が入っているのかまで知っているお子さんは少ないです。

例えば、【ピザ】であれば、チーズやトマト・玉ねぎなどはぱっと思い浮かびますが、

ピザの生地に使われている粉について知っているお子さんは少ないです。

また、ピザ1枚を作るために必要な具材の量についても知っているお子さんは少ないです。

パソコンを使い、作るものの作り方や必要な具材を調べて調べた結果をまとめていきます。

ある程度、具材や手順についてわかってきたところで次の課題は予算です。

 

予算に制限がなければ、好きな具材を好きなだけ使って作れますが、

予算が決まっている中で、それぞれの具材の単価がいくらなのかも知ることで

初めに決めた具材から取捨選択して予算内に収める必要があります。

 

ただ、予算内に収めるための技として、メンバー内のお家で、必要な具材を育てていないかを

聞いてみるということがあります。

 

「僕のお家でトマトを育てているよ」「私のお家はキュウリを育てている」

など予算内に収めるためのアイデアが出てきました。

 

ただ、育てているのはお家の方であることがほとんどなので、

お子さんにはお家の人との交渉を行ってもらいます。

 

普段は、朝昼晩に学校や家庭ででてくる食事を作る体験は、実際にどのぐらいの手間が

掛かっているのか、それを学べることで「お母さん、お父さん、いつも大変だな…」「ありがとう」

と少しでも感じ、他者の立場になって考えられるようになってくれることも今回の昼食つくりのねらいです。

 

食事を作る体験 社会性・器具の操作・お金教育多岐にわたるねらい

今では、レンジでチンしたり、お惣菜を買ったり、お湯を注げば食べられる食べ物も多いです。

それだけを食べていることでも生きていくことはできます。

 

食事を作る経験は、1つの素材の扱い方を学ぶだけでなく、器具の使い方や、単価・予算などのお金の勉強、

相手とのコミュニケーション・人によっては余暇活動の一部など多くのことを学ぶ経験になります。

 

実際にどんな昼食ができるかは楽しみです♪

 

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