日本語の難しさと美しさ、場面に応じた使い分けの経験、電話対応を通して 放課後等デイサービス

こんにちは。

夢を叶える就労トレーニング下之郷です!

 

現代においては、他者とコミュニケーションと取るときに

文字や画像(スタンプ機能など)を用いて気軽にやり取りができます。

 

それでも電話でのやり取りが残っているのも事実です。

お子さん達の中には、一般就職を目指すお子さんも多くいらっしゃいます。

 

電話がかかってきた際に誰にでも「ぼくだけど」「なに?」「そうだね」「え?」

と返答してしまうことは場面によっては大人の中でのルールとしては認められにくいこともあります。

 

もちろん、電話対応が必要ない仕事に就くことや、

自分が実践できる別のツールを用いてコミュニケーションを取りたいと

自己発信できるようになることも大切だと考えています。

 

普段使っている言葉 場面に応じた言葉の使い分け

今、お子さん達が抱いている将来の目標の中で電話でのやり取りや

他者とのやり取りが必要な部分もあります。

 

その時に、下之郷教室での経験が少しでも役立てられるように

電話対応方法のスキルも身に付けていけるよう支援を進めています。

 

はじめから、言葉をしっかり使い分けることができるわけありません。

少しずつ、少しずつお子さん自身のスキルにしてもらえるように支援を行っています。

 

知っている人にも礼儀あり 初めて使う言葉

下之郷教室で電話対応を行うときにはまず、下之郷教室の職員相手に練習を行い

姉妹教室の管理者宛に電話をかけてもらっています。

 

電話を掛ける・受ける時には

「わかった」ではなく「承知しました」

「おれ」ではなく「わたくし」

「やぁ」ではなく「お世話になっております。」or「お忙しいところ失礼します」

などなど言葉の使い方に注意をしなければいけません。

 

事前準備の大切さ 失敗の経験

今回の電話の目的は「運動冊子を何部必要かの確認」をすることでした。

 

予め、職員が用意した、台本を確認しながらお子さん達には

〇分から順番に練習することを伝え、それまでに練習が必要だと自分で思えば、

練習しておくように伝えました。

 

Rさんは「練習なんかやらない」と自由遊びを続け、

時間になりいきなり別室の職員に電話を掛けました。

慣れない言葉や、言葉の区切る位置、イントネーションなどに苦戦し

途中で「わからない」と電話を切ってしまいました。

 

Rさんには、職員から別のお子さんの次にもう一度、Rさんに行ってもらうことを伝え、

職員と確認してみればと提案をしました。

Rさんは「うん・・・」と不機嫌そうな返事をして部屋を出ると、

別の職員と一緒に発音の確認や区切る位置の確認など自ら台本を確認しながら練習を

行う姿がありました^^

2回目の練習では最後まで相手と会話し、必要部数を聞き、それを電話終了後に

職員に伝えることもできました!

 

お子さんによって対応は変わりますが、

事前に行うことの確認をしておくこと、可能であればイメージトレーニングや

実際に練習をしておくことはどのようなことでも大切です。

 

人によっては初めてのことも1回目からできたという人もいると思います。

自分が今までしてきた経験から始めてやろうとしていることに近い部分を取り出して

組み合わせることで1回目からできる人もいます。

 

ただ、職員の私も含めて、何度か挑戦したり、失敗したり、

事前に練習してできるようになる人の方が多いと思います。

 

失敗を怖いと思う気持ちはとてもわかります。

なので、失敗してしまったときには、リカバリーとして「失礼しました。」

と伝えることが大事だよ。

と失敗してしまった時の対応方法も伝えて、トラブル時の対応方法も

お子さんに知ってもらいながら進めています。

 

電話対応は、お子さん達にとっては、すぐには必要の無いことかもしれませんが、

将来的にお子さん達が話す言葉が相手から信頼を得たり、良い印象を与えて、

お子さんにとって良い方向に働いてくれることを信じて支援を続けています!

 

 

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