こんにちは!
夢を叶える就労トレーニング下之郷です。
5月末~6月上旬にかけては、長野県内でも運動会シーズンとなっています。
下之郷教室に通われているお子さん達も先週末運動会があったお子さんや今週末に運動会を控えているお子さんもいます。
発達障害を持つお子さんにとって運動会などの行事は楽しみな反面、特性上本人への負担となる部分がでてくることもあります。
運動会から何を学ぶか?嫌な思い出だけにしないために
運動会や行事などの学級・学年・学校全体で進んでいく活動となったときに
・体操服を着たくない
→触覚面での過敏があり、特定の肌触りの素材でないと安心して着用できない。
体操服を着ることで、不快感や刺されるような痛みを感じ、内容に集中することが難しくなってしまう。
・人との接触が苦手
→体操着の理由と同じく、触覚面での過敏性がある場合、組体操やリズム体操場面での人との接触(手・腕・肩・背中・脚・脇腹など)することが苦手
・音が苦手
→活動の特性上、音楽やリズムに合わせて競技を行ったり、競技によっては声を出す場面もあります。
聴覚面での過敏のあるお子さんの場合、スピーカーから流れる大きなおとや、ハウリングの音、大きな歓声や声が苦手。
・集団行動が苦手
→進む方向や行う内容が秒単位で決まっており、その内容を20~30名全員で行うため、
ルールの理解や行動を合わせることなどが苦手
・大勢の人に見られる
→現在はコロナ禍ということもあり、大人数での参観はなくなりましたが、同学年のお子さんから向けられる視線があります。
これは、通常の生活の中ではあまりないことであり、通常での環境とは異なる環境に適応することが苦手
本番前の練習段階から、発達に特性のあるお子さんは上記などのこともあり
疲労しやすいです。
私たち大人でも、かなり疲労して疲れているときは、イライラしやすかったり、気持ちが不安定になったりします。
発達に特性があるお子さんは特にこの疲労を受けやすく、感情の調整が苦手という面もあります。
少しでも将来的に役立てられる材料にしていく
お子さんによっては、あまりにもつらそうにしている場合には、運動会の練習などをお休みするという選択肢も一つだと思います。
ただ、将来的に社会への所属を考えた時に、いまお子さんが所属している学校という名の「小さな社会」で、
・どんなことで自分が辛くなるのか
・どんなことに困っているのか
・困ったときにどうすればいいのか
・どうすれば、嫌な気持ちを変えられるのか
・どうすれば、疲れが取れやすくなるのか
などを学べる場でもあります。
もちろん、倒れるまで、自分や人をとても傷つけてしまうまで我慢することはしなくても良いとは思いますが、
将来お子さんが一人ひとり自立した際にお子さん自身が自分の苦手なところも知っていけるのは大切なことだと思います。
お子さんの話を聞いたり、励ましたりしながらお子さんが自分について知れるようにサポートしていきたいと考えています。
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