こんにちは!
夢を叶える就労トレーニング下之郷教室です。
前回、運動会のお話をしましたが、学校生活では、
みんなと同じ空間で過ごすことができずにいるA君ですが、
こどもプラスの運動会では一通り競技に参加できました。
苦手な部分を発見
しかし、音に過敏なところや接触過敏なところが
浮き彫りになった運動会でした。
ラジオ体操の曲がかかると耳を塞いでいたり、
前にいるお友達の肩を持って歩く電車も
触られることや触ることにも抵抗がありました。
ちょっと工夫をすることで
そんな時は、フープを使って繋がるようにすると
難なく電車の種目に参加することができました。
ちょっとした工夫なのですが、人数が多かったり
時間がなかったりするとこのような対応は難しいと思います。
結果、「やりたくない」という姿ともっと言うと、
「気分でやらない」とか「わがまま」と捉えわれてしまいがちです。
自ら発信できる力をつける
道具を使う、一番後ろにしてみるなど
それぞれ方法はあると思いますが、
その方法をお子さん達に認識してもらうとともに
自分の特性とこうすればできるということを
自ら発信できる力をつけてあげることが大切だと考えています。
支援者が常にそばにいることは困難です。
自分で発信できれば周囲も理解しやすいと思います。
この運動会を通してお子さん達の特性について
新たな発見や支援の方法を探ることができ良かったと思います。
コメント