Archive for the ‘支援教材’ Category
軽作業のご紹介 放課後等デイサービス
こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
下之郷教室では、就労に向けた支援の内容として様々な軽作業体験を提供できるようにしています。
こんな活動を行っています!!
今回は下之郷教室の現時点でお子さん達に継続的に体験してもらっている
作業内容についてご紹介します。
■軽量
内容:指定された容器に指定されたg数のアイロンビーズを入れて蓋をする。
予め、5gや10gと中身の重さを決めて置き、その重さ通りにアイロンビーズを
容器の中に移していきます!
はじめは、微調節の時に手でアイロンビーズを掴んで調節するお子さんもいましたが、
「大切な商品だと思って触らないようにして入れられる?」
と職員が伝えると、スプーンなどを使って調節をすることができていました^^
今後は、ビニール手袋をはめて行っていこうと考えています。
■組み立て
内容:玩具用のプラスチックのネジとドライバーを使った組み立て&分解作業
組み立てる部品のバリ取り
ネジで組み立てられる玩具をバラバラにしておき、
パーツをはめてネジを入れていきます!
意外と組み立てるのは簡単に行えるお子さんが多いのですが、
解体するとなると手こずるお子さんが多かったです。
■仕分け
内容:種類ごと、色ごとの仕分け作業
ビーズの色を活用して、色ごとに仕分けを行っていきます。
ビーズを移動させるときは指ではなく、
ピンセットを使用して分けています。
■確認
内容:指定の形にのみ合格の意味のシールを指定範囲に貼る。
●や■など指定の形を決めて置き、
それ以外の柄や欠けている部分がある●や■には
シールは張らずに、しっかり指定の形となっている●や■にのみシールを貼っていきます。
■入力
内容:指定されているモノの発注量を入力
発注書に基づいて、どの商品がいくつその日に頼まれているのかを確認して、
指定のファイルに入力をしていきます。その日に頼まれたものと、
入力したファイルの金額が合うように確認しながら進めていきます!
お子さんの特性に合わせ進めています。
その他にも、調理活動や、農業活動、制作活動、PC活動も
支援の中に取り入れながら活動を進めています。
お子さんにはいろいろな活動を経験してもらう中で、
「面白い!」「楽しい」「これはできる!」
と感じてもらえたり、実際やってみて
「これは難しかったかも」という気づきにもなればと考えています。
これからも様々な活動をお子さん達には経験してもらいつつ、
継続して同じ活動を行うことも大切にしながら支援を続けていきたいと思っています^^
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ボードゲームを通して学ぶ「お金」と交渉する力 放課後等デイサービス
こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
下之郷では、ボードゲームを用いて、お子さん達にコミュニケーションの機会や、
情緒のコントロールを行う力、お金についての知識を身に付けていけるように支援を行っています。
※アナログゲームに関する関連記事は下記になります。
駆け引きがわかると面白い。お金の教育につながるモノポリーゲーム
下之郷教室では最近モノポリーで遊ぶことが増えてきています。
今までは、「人生ゲーム」が主流でしたが、夏休み期間のお子さんの利用時間が長いタイミングで
モノポリーも開始しました。
まず、モノポリーというゲームは簡単に言うと「土地(不動産)やお金を独り占めするゲーム」です。
人生ゲームと比較するとより、経営的な思考を体験できるゲームとなっています。
現在は、有名なキャラクターが使われているモノポリーで
お金ではなく、コインを集めてキャラクターの世界の土地を買っていき、
ボスを倒して最終的にポイントの高い人が勝ちというルールで行っています。
モノポリーの中では、友だちとの交渉の場面が出てきます。
例えば、
Aくんが所有している土地にBくんが止まった場合、BくんはAくんに場所のレンタル料を支払は無くてはなりません。
手持ちのコインで支払いができる場合もあれば、手持ちのコインが一枚もない場合もあります。
その場合、もしBくんが土地を所有している場合は、その土地を銀行に売却してコインに変えるか、
Aくんに所有している土地を譲ることでレンタル料を支払ったことにするということも可能にしています。
また、交渉次第ではレンタル料を減額してもらうことも可能です。
ゲームの既定のルールもありますが、その時のお子さん達に合わせたりとオリジナルルールで
楽しめるのもボードゲームの面白さの一つです。
お金の譲渡をどう捉えるか?
遊びを進めているとコインも土地も無くなってしまうお子さんがでてきました。
その時に、Cくんはコインが無くなってしまったお子さんに自分のコインを分けてあげました。
一見すると相手に対して優しい対応をしてくれたと感じられますが、
ただ、このコインをあげるという行為についてはどのように扱っていくか検討しています。
あくまでもゲームの中でのことなのでそこまでこだわる必要な無いかもしれませんが、
お子さん達には活動の一環で金融庁が発信している「お金ドリル」も行ってもらっています。
金融庁×うんこドリル うんこ おかねドリル 全年齢対応 | うんこ学園 (unkogakuen.com)
その中では、【友達でもお金の貸し借りはしてはいけない】となっており、
お金の貸し借りはトラブルの元になる可能性があるとされています。
自分がコインをたくさん持っているから、半分分けてあげる
かわいそうだからコインをわけてあげる。
相手のために何かをしてあげることは素晴らしいことです。
ただ、それがお金となると特に注意が必要になります。
次回以降では、「お金の勉強のため」という点も意識して職員から
伝えて取り組んでいきたいと考えています。
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自己管理チェックシート 気持ちのバロメーター 自己確認 他者確認 本人が付けた表から見えてくるもの 放課後等デイサービス
こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
下之郷教室では、お子さんの「就労」を意識した就労準備の放課後等デイサービスとして
支援を行っております。
その中の一つに自己管理チェックシートの記入があります。
これは毎回の登所時にお子さん達自身に書いてもらっているシートです。
内容は、
・朝起きた時間
・夜寝た時間
・身なりの確認
・食事の有無
・気持ちのバロメーター(5~0~―5段階)
※「5」が楽しい・気分がいい・嬉しい、「―5」が悲しい・イライラしているです。
などです。
本人が感じている辛さを感じ取れるツールとしての役割
Sさんは地域校に通っているお子さんです。
事業所では、誰とでも話すことができ、相手の話も最後まで聞いてあげることのできる
お子さんです。
毎回の自己管理チェックシートの気持ちのバロメーターでは、6月前半は1.2で推移していましたが、
6月下旬になるとマイナスの数値を付けるようになっていました。
7月に入り、Sさんの支援会議が開かれることとなり、
Sさんの最近の様子と、現状の課題、これからの方向性について関係機関の皆様と話し合いを行いました。
下之郷教室からは毎回Sさんに付けてもらっている、自己管理チェックシートのデータも持参し会議に参加しました。
すると、会議内でSさんが少し前からトラブルで気持ちが落ちていたことがわかりました。
トラブルがあった時期とSさんが気持ちのバロメーターのマイナスの数値にチェックを入れている時期が
かぶっていたこともあり、Sさん自身気持ちが落ちていたのだと改めて気づかされました。
大人であっても、正面から「わたしはいま〇〇があって気持ちが滅入っている。声をかけて欲しい」
と親しい人に伝えられる人もいれば、伝えられない人もいます。
辛い気持ちを隠して過ごしているお子さんもいます。
辛いことがあった時に、「しょうがない」や「わたしはわたしだから」「〇〇さんに相談してみよう」
と気持ちをスムーズに切り替えられるお子さんもいますが、
考え方や感じ方がとても繊細で気持ちの切り替えが難しいお子さんもいます。
言葉や態度に出さない・出せないお子さんの内面に気づく一つのツールとしても
自己管理チェックシートを活用しています。
実際に気持ちを数値化することで、可能な限りお子さんの今の気持ちに気づき、
接することで、気持ちのリカバリーの方法や、嫌なことを相談できるスキル、
発散できるスキルにつなげていければと考えています。
本人を取り囲む、環境での活用を目指して
下之郷教室での自己管理チェックシートは地域の就労移行事業所様や就労継続支援事業様から
学んだ就労に向けた自己管理のためにスタートした内容でした。
お子さん自身で自身の体調や身なり、気持ちを可視化させ、今の自分を意識してもらうこと、
生活習慣に目を向ける準備をしてもらうことをねらっていましたが、
お子さんを支える、事業所・学校・家庭・その他の関係機関で情報を共有し、
地域でお子さんをサポートしていく観点から、下之郷教室としてできるサポートの一つとして、
自己管理チェックシートを継続していき、今の情緒の状態については、
職員が感じた様子に加えて、数値として本人が付けた表も用いることで、
より本人に沿ったサポートを行えるツールとしても活用していきます。
※個人上保護について関係機関への情報開示については事前に承諾を得ている家庭に限ります。
自己管理チェックシートについては、こちらの記事にも記載しています。
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アナログゲームでコミュニケーション能力の向上をねらう 放課後等デイサービス
こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
お子さん達はゲーム遊びが好きなお子さんが多いです。
ゲーム遊びの中から物事の考え方やとらえ方、異なる視点への気づき
相手との会話スキルも学ぶこともできます^^
下之郷教室では、アナログゲームを活動の一つとして導入しています。
アナログゲームは、スマートフォンやパソコン、テレビなどの電子機器を使用しないゲーム全般を指していて、
主にボードゲーム、トレーディングカードゲーム、パズルゲームなどがあります。
遊びが高めるコミュニケーション能力
下之郷教室では、年齢層の高いお子さんを中心に支援を行っています。
お子さんの中にはあと数年で大学の進学か就職を選択するお子さんもいます。
放課後等デイサービスの制度上、一般的には私たちが支援を行えるのは18歳までのお子さん達です。
それまでに、お金のことや社会的な生活スキルを少しでもお子さん達に身に付けてもらいたいため、
アナログゲームも活用しています。
今は、人生ゲームを行っていますが、ゲームを進めるには、
「順番を守る」、「ズルをしない」などのさまざまなルールやマナーを守ることが大切になります。
勝手にルーレットを回してしまったり、お金を取ってしまったり、お金を払わなかったり、
駒を投げてしまったり、お金の両替するときに「やれよ」といったりしては、
ゲームが中断となったり中止になることもあります。
また、ゲーム中ではお金を払って宝くじや物件、ゴール時にお金がもらえるカードを
購入するかしないかの選択をする場面もあります。
これは投資について知ることにもつながります。
下之郷教室では、今後、金融教育の一環として、
お金について学びやすいボードゲームも行っていく予定です。
遊びの経験の中から将来につながることにつなげていければと考えて進めています!
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