お子さんに合わせた連絡ツール 個人ごとの特性を生かして 放課後等デイサービス

児童の様子・療育内容

こんにちは。

夢を叶える就労トレーニング下之郷です!

 

私たちの教室では、教室までの公共交通機関を利用しての

自主登所を支援の一環として進めています。

 

現在、下之郷教室に通っている約2.3人に1人は、

電車を活用した自主登所を行っています。

(※登所もしくは降所どちらか一方の自主登所を含む)

 

公共交通機関の利用方法を学ぶことも一つですが、

学校・事業所の関係者ではない、

自分のことを全く知らない他者の中で過ごす=社会に出る

ことを経験してもらい、そこでのルールを学べるようにという目的もありあます。

 

連絡方法をどうするか?個別対応と最適なツールの模索

お子さんの中には、学校の許可を得て、携帯電話を所持しているお子さんもいます。

Kさんもその一人で、今までは携帯電話のユーザー辞書機能を活用して、

一文字入力することで、予測変換で文章を表示させて、

表示された文章をタッチすることで「え」と入力して「えきをでました」と

事業所の携帯電話に連絡をしてもらっていました。

文章を入力することもKさんは可能ですが、手先を使い、

文字入力画面から目的の字を探して入力となると時間が掛かってしまいます。

 

予測変換の課題として、他の変換文字が出てきてしまうことや、

使った単語などの表示で目的の文章が埋まってしまって探す時間が

掛かってしまうことがありました。

駅に行くまで時間が掛かってしまったり、不測の事態が発生してしまったり

した際のことを考えるとより手軽に連絡できる方法で連絡ができないかと考えていました。

 

そこで、Kさんだけの自作のスタンプを作成して事業所と連絡を取ることを計画しました。

事前に職員が作成し、安全性の確認や手順をまとめて、

Kさんの親御様に説明し、承諾を得て

Kさん・親御様と一緒に作成を行いました。

 

スタンプの作成はKさんと職員と一緒に、文章を決めて好きな画像を入れてもらい

今回は8個のスタンプを作成しました。

内容は、

・A駅を出た

・B駅を出た

・C駅に着いた(事業所の近くの駅)

・不測の事態の連絡

・自宅に着いた

などに設定しました。

実際にスタンプを作成して、先日の利用から試用を開始しました。

Kさんもスタンプを使用することに迷いもなく、スムーズに連絡を行う

ことができている様子が伺えました。

今後、Kさんや親御様にも確認しながら、調整を行っていく予定です^^

 

また、Tさんについては、文章の入力に時間もかからないため、

一般的な入力と同じように入力して連絡をもらっています。

 

また、携帯電話を所持していないお子さんに関しては、

公衆電話のある場所を確認しておき、どのようなケースで事業所へ

連絡をするのかルールを決めて置き、連絡を行ってもらうようにしました。

 

自分の特性を生かした連絡方法を見つけてあげる

お子さんによって、連絡手段や連絡ツールは様々です。

そのお子さんが今できる最適な連絡方法をお子さんと親御さんと

一緒に見つけて社会に出る前にトライアンドエラーを経験して、

お子さん自身がどのような連絡方法が自分の個性に合っているのか、

を知れるキッカケにつなげられるようにこれからも支援を進めていきます!!

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…

下之郷教室の利用に関する空き情報についてはこちらから↓↓↓

下之郷教室利用状況

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…

Instagramでは、長野県上田市こどもプラス3教室の情報を投稿しています!

こちらもぜひご覧ください(^_-)-☆

いいね!フォロー!もお待ちしています(*’ω’*)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

長野県こどもプラス3教室 Instagram♪

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

当教室へのご質問・ご見学の希望がなどがございましたら、
お気軽にお問合せください。

 

こどもプラスは全国に教室がございます。
教室情報はこちらからご確認いただけます。

コメント