こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
下之郷教室では、お子さんの「就労」を意識した就労準備の放課後等デイサービスとして
支援を行っております。
その中の一つに自己管理チェックシートの記入があります。
これは毎回の登所時にお子さん達自身に書いてもらっているシートです。
内容は、
・朝起きた時間
・夜寝た時間
・身なりの確認
・食事の有無
・気持ちのバロメーター(5~0~―5段階)
※「5」が楽しい・気分がいい・嬉しい、「―5」が悲しい・イライラしているです。
などです。
本人が感じている辛さを感じ取れるツールとしての役割
Sさんは地域校に通っているお子さんです。
事業所では、誰とでも話すことができ、相手の話も最後まで聞いてあげることのできる
お子さんです。
毎回の自己管理チェックシートの気持ちのバロメーターでは、6月前半は1.2で推移していましたが、
6月下旬になるとマイナスの数値を付けるようになっていました。
7月に入り、Sさんの支援会議が開かれることとなり、
Sさんの最近の様子と、現状の課題、これからの方向性について関係機関の皆様と話し合いを行いました。
下之郷教室からは毎回Sさんに付けてもらっている、自己管理チェックシートのデータも持参し会議に参加しました。
すると、会議内でSさんが少し前からトラブルで気持ちが落ちていたことがわかりました。
トラブルがあった時期とSさんが気持ちのバロメーターのマイナスの数値にチェックを入れている時期が
かぶっていたこともあり、Sさん自身気持ちが落ちていたのだと改めて気づかされました。
大人であっても、正面から「わたしはいま〇〇があって気持ちが滅入っている。声をかけて欲しい」
と親しい人に伝えられる人もいれば、伝えられない人もいます。
辛い気持ちを隠して過ごしているお子さんもいます。
辛いことがあった時に、「しょうがない」や「わたしはわたしだから」「〇〇さんに相談してみよう」
と気持ちをスムーズに切り替えられるお子さんもいますが、
考え方や感じ方がとても繊細で気持ちの切り替えが難しいお子さんもいます。
言葉や態度に出さない・出せないお子さんの内面に気づく一つのツールとしても
自己管理チェックシートを活用しています。
実際に気持ちを数値化することで、可能な限りお子さんの今の気持ちに気づき、
接することで、気持ちのリカバリーの方法や、嫌なことを相談できるスキル、
発散できるスキルにつなげていければと考えています。
本人を取り囲む、環境での活用を目指して
下之郷教室での自己管理チェックシートは地域の就労移行事業所様や就労継続支援事業様から
学んだ就労に向けた自己管理のためにスタートした内容でした。
お子さん自身で自身の体調や身なり、気持ちを可視化させ、今の自分を意識してもらうこと、
生活習慣に目を向ける準備をしてもらうことをねらっていましたが、
お子さんを支える、事業所・学校・家庭・その他の関係機関で情報を共有し、
地域でお子さんをサポートしていく観点から、下之郷教室としてできるサポートの一つとして、
自己管理チェックシートを継続していき、今の情緒の状態については、
職員が感じた様子に加えて、数値として本人が付けた表も用いることで、
より本人に沿ったサポートを行えるツールとしても活用していきます。
※個人上保護について関係機関への情報開示については事前に承諾を得ている家庭に限ります。
自己管理チェックシートについては、こちらの記事にも記載しています。
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