こんにちは。
夢を叶える就労トレーニング下之郷です!
下之郷教室では、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の一環で、レクリエーションゲームも取り入れています。
最近行ったのは「ジェスチャーゲーム」と「わたしはだれだ?ゲーム」です。
相手を観察して、考えをめぐらす「ジェスチャーゲーム」
ジェスチャーゲームはジェスチャーを行う人と、ジェスチャーを見て何を表現しているのかを
答える人に分かれて遊ぶゲームです。
ジェスチャーを行う人は、声を出さないように体で表現をしなければいけないので、
お題の特徴をわかりやすく表現しようとしなければいけません。
また、答える人の答えが合っているとき・間違っているときの周りへの表現の仕方も大切になります。
ジェスチャーをする本人はお題を見れているので、答えがわかりますが
答える人たちは答えがわかりません。
「自分が知っているから周囲の全員が知っていて当然だ」ではなく、
「自分が知っていても相手は知らない、だからわかるようにつたえるにはどうすれば?」という
考え方を少しずつ知れる機会にもなっています。
お題は、「いぬ」や「わに」など簡単なお題から、有名やキャラクターなど
少し表現が難しいお題までランダムにしてチーム対抗戦で行っています^^
今後は、時計版も行い両手で長針短針を表現し、「〇時〇〇分」を当てる
ジェスチャーを行おうと考えています。
時計を読むことが苦手なお子さんもいる中で、
実際に自分の体で表現してみることで体感として感じられるようにと言う思いもあります。
考察力と質問力がカギとなる「わたしはだれだ?ゲーム」
「わたしはだれだ?ゲームで」はそれぞれのお子さんが付箋に書いた単語の中から
一つを回答者が見えないように回答者のおでこに貼ります。
回答者は自分のおでこに貼られた単語がわからないので、
他の子に「YES/NO」で答えられる質問をしながら
自分のおでこに貼られた単語を当てるというゲームです。
例えば、最初の質問で「食べ物ですか?」と他のお子さんに尋ね、
食べるものなのか、そうではないのかを絞ることも戦略の一つです。
どんな質問をするのかは回答者次第なので相手への尋ね方、質問をする練習にもなります。
お題はジャンルで縛ってもいいですが、無ジャンルで自分が思いついた単語を書いて行った方が
面白いですよ♪
職員も参加しましたが、ジャニーズのメンバーの名前を貼られており、答えられずお子さん達に
負けてしまいました…(笑)
ジェスチャーゲームもわたしはだれだゲームも
相手との会話ややり取りが多く入っている遊びです。
この中にも社会的に使えるコミュニケーション技術が含まれています。
場面を想定してロールプレイで行うSSTも行いつつ、
ワイワイ楽しく遊ぶSSTも行っています^^
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